自作した96YZR500トランスキットを使って97年バージョンのYZR500を作ることにした。96と97の外見上の変更点はほとんどなく、細部の改造のみで作れそうだ。 レジンパーツを洗浄後、塞がっているダクトを開口。 いつものように気泡埋め、パーティングライン消しなどの下処理をする。 サイドカウルとアンダーカウルのつなぎ目に少し段差が出来るので、タミヤから新発売された光硬化パテで段差を消した。このパテ予想以上に使い易いっす。 フレームや足回りとの仮組。この際にタイヤ、フレーム、カウルの位置関係を調節しながら組み上げる。 お次はデカール作り。1997年のヤマハワークスチームは96年まで長きに渡ってスポンサードされていたマルボロ(フィリップモリス)と別れ、スポンサー無しのヤマハワークスカラーで参戦。 寸法や形状を確かめるため、何度か試し貼りしてみる。 こんな感じかな? ストロボのレッド部分はジャギーが出ないように特色印刷でプリント。グラデ部分は何度か試し刷りを繰り返して良い感じになった。 私はこの赤/白/黒のワークスカラー結構好きです。 自作デカールに合わせて赤を調合。クレオスの#79シャインレッドと#158スーパーイタリアンレッドなどを適当に混ぜてみた。 その調合したレッドで赤い部分を塗り分ける。アンダーカウルは素直にブラックで塗装。 塗装後思ったのだが、ただのブラックではベッタリ感があるので、ブルーを混ぜたブラックで塗装した方が良かったかも。 ストロボ部分の貼り付け。カウル形状が単純なせいか比較的スムーズに貼れた。 黒いグラデ部分のデカールを貼る。形状もちょっと複雑なので、何種類も作って試行錯誤しながら完成。 アンダーカウルの黒い部分に貼るデカールは透けないようにホワイトのベースデカールを貼った。 なんとなく97っぽくなってきたかな? デカール保護とツヤ出しのため、クリヤーを吹いて研ぎ出し。 実車は黒い部分がつや消しなのだが、模型的な見栄えを優先して黒い部分もツヤありで仕上げた。 細かいパーツを塗装して車体の組み立てを開始。 イグニッションコイルやメーター類などをピン留め&接着してパイピングを施す。 このキットは何度も組み立てて慣れているので、タミヤのキット並に(?)ささっと進んでいく。 タンクを付けて、チャンバーも装着。 シートカウルも取り付ける。チャンバーとの合いもバッチリだ。 そしてアッパー&アンダーカウルの取り付け。 正面の導風板やラジエターなどもピチッっと組み合わさっている。 そしてフロント周りのパーツを最後に組み込む。 薄くクリヤーブルーで塗装したスクリーンに自作デカールを貼り付ける。 細かいパイピング類を組み付けて・・・ 97年式のヤマハワークスYZR500ノリック号完成! 昔作ったS27の98YZR500と並べてみたり(嬉)!! ついでに(?)レッドブルヤマハのカダローラ号#3も作ってみる。1997年カダローラはシーズン途中でスポンサーが変わるなど苦難のシーズンを送りながらも、このレッドブルカラーのYZR500でヤマハ勢トップのランキング6位を獲得している。 今回パーツは複製業者に出したレジンパーツを使用する。やっぱプロが複製したモノはキレイに抜けてるな〜。 カウルの塗装。まずはサーフェーサーで下地を作る。 ホワイトに塗った後、メタリックブルーで塗装。 レッドブルのデカールを自作。 フロントゼッケンのベース部はデカール貼りを失敗したので塗装でごまかす(笑) クリヤー塗ってカウル関係は完成。 車体周りを組み上げる。 フロントフォークを付けてネイキッド状態。 インナーカウル・ラジエター・ラムエアボックスを取り付ける。 カウルを取り付け、フロント周りを後から取り付ける スクリーンやタンクを付けて・・・ シートカウルを付けて・・・ 完成〜! |