'94 HONDA NSR500


ミュージアムコレクションのコンバージョンキットを使って1994年NSR500の製作を開始した。
キットにはホワイトメタルのフレームとスイングアームが付属している。
メインフレームはタミヤのプラパーツを使い、メタルパーツはスイングアームのみを使うことにした。

スイングアームの仮組み。強度を出すためにハンダ付けしている。
このメタル製のパーツは磨くとメタル特有の金属の輝きが出て、カッコイイらしいのだが、後々メタル表面が酸化して黒ずむと嫌なので、私は塗装してしまうことにした。

メインフレームなどのメッキパーツはキッチンハイターでメッキを剥がした。裏の凹みをパテで埋める。

エアダクトはプラ板で仕切り板を作った。この方法は某サイトで紹介されていた。なかなか良いアイデアだ。
有り難く真似させて頂いた。

キットのままではだたの棒のステップをリューターでとエッチングノコギリで作り直した。

カウル類も形状をパテで変更。
アッパーカウルはノーズ部を尖らせ、テールカウル上部もパテを盛った。またアンダーカウルのスリットを塞いで、'94の形状にした。

ホワイトサーフェーサー→ホワイトの順で下地塗装後、マスキングしてタミヤの「ブライトレッド」で塗装した。

乾燥後、デカールを貼ってクリヤー塗装。このミュージアムコレクションのデカールは説明書通りの位置に貼れなかった。大きさや位置がちょっと狂ってる(笑)微調整しながら作業を進めた。


チャンバーは合わせ目消しをしてシルバーに塗装。溶接部に細く切ったマスキングテープを巻き付け、エアブラシを使って焼けを塗装で再現する。サイレンサーにはカーボンデカールを貼って、その上からクリヤー塗装。

ガソリンタンク下部をシルバーに塗装。
リヤフェンダーはメッシュを使ったカーボン風塗装を施した。

まず、セミグロスブラックで全体を塗装し、メッシュをあててメタリックグレイを吹く。全体をスモークで整えて、最後にクリヤーでコートして完成。
ちなみに写真のチャンバーステーはカーボンデカールを貼った後、クリヤーでコートした。

インナーチューブには金のメタルックを貼り、その上からスモークを上塗りして、ブラックチタンコーティングを再現。

フロント周りのパーツを組み上げる。

エンジンは見えなくなるので特別には手を入れていない。カウルを付けた後でも見えるラジエターホースにはメタルックでホースバンドを再現した。

メーター周りのワイヤリング。マスターシリンダーから伸びるブレーキホースはクリヤーグリーンを中に流し込んである。

各パーツを組み付けていく。今までの苦労が報われる嬉しい時間(笑)

後はカウルを付けて完成!