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'93 LUCKY STRIKE SUZUKI RGV-r500
スタジオ27から待ちに待ったトランスキットが発売された。シュワンツがレイニーとの死闘の果てに初のチャンピオンを獲得した1993年型のガンマだ。
さすがSTUDIO27、キット内容が素晴らしいっす。シフトペダルなんかシュワンツ用とバロス用2種類入ってる。
高品位のカルトデカールと細部まで作り込まれたパーツ群に、12,800円という価格も納得いくものだ。
さあ、頑張って作っていこ〜!
サイドカウルの造形なんか良くできてます。原型を担当した○シ○○さん、ナイスジョブ!
93ガンマって結構複雑なカウル形状していたんだな〜とか再発見したりして・・・
とりあえず、肉厚のエッジ部をヤスリで削って薄々攻撃。
スイングアームとメインフレームが塗装後に後付けできるように、ピンを切りとばしてビス留に改良。同様の理由でリヤサスも上下に分割して、ロッドの部分を真鍮線に置き換えた。キットのものより数ミリ長くして尻上がりになるようにした。
エッチングパーツで構成するFブレーキディスクやステップ周りなどを組み上げていく。
カウルの造形や各パーツのハメ合い具合など良くできてます!
タンクはプラ板で穴を塞ぎ、さらに横から見たときにフレームとタンクの間に隙間ができないように段をつけた。
キットの出来が良いので、特に大きなトラブルもなくスムーズに仮組み完了。
三十路にもなって恥ずかしいのだが、仮組したマシーンを見て思わず「かっこいぃ〜」と呟いてしまう(笑)
リヤビュー。
プロポーションには一切手を加えず塗装に入る予定。
まずはカウルの塗装から。下地処理後ホワイトを塗装。
このキット、塗り分けをせずにデカールのみでカウルのカラーリングを再現できるようになっているが、流石カルトグラフデカール、問題なくキレイに貼ることが出来た。入り組んだダクトの部分や曲面にもバッチリ馴染む。質の悪いデカールではこの作業は不可能では?
また複雑な曲面に上手くフィットするように分割されているのは嬉しい配慮だ。
カウルを全部貼り終えた。シュワンツのガンマらしくなってきたぞ!
クリヤーを数回塗装した後、一週間ほど乾燥させカウル表面を研ぎ出す。2000番のペーパーをかけてからタミヤのコンパウンドを3種類使い、テロテロな表面に仕上げた。
各パーツを塗装後、車体周りの組み上げを開始。
メタルのフレームがズッシリ重い。
タンクやシートカウル、チャンバーも取り付けていく。
フロントの足回りも組み上げ完了。Fフェンダーは虫ピン留め。
完成!
いや〜、良いキットでした。スタジオ27の次回作に期待!!
ついでと言ってはなんだが、なんとな〜くタミヤの'99γも作ってみる。
S27キットのカルトを貼った後だから特に感じるのだが、このキット付属のタミヤ純正デカールは貼りにくいな〜・・・(涙)
付属のデカールを使用するより塗り分けちゃった方が楽そうなので、アッパーカウル&タンクの濃紺部分は塗り分けにする。その他の部分のデカールを先に貼りクリヤーでコートしてからマスキングして塗装
。
シートカウルのカーボン地部分はスタジオ27のカーボンデカールシートを切り出して置き換える。カルトグラフのデカールはタミヤのモノとは比べモノにならない貼りやすさ!まあ、値段が全然違うから直接比較は出来ないんだけど・・・
個人的にはタミヤのキットの付属デカールは全部カルト製にしてほしい。高くなっても構わないんで、タミヤさんお願いします!(笑)
クリヤーコート&研ぎ出しした後、各パーツを組み上げる。
フロントフェンダーもS27のカルトカーボンデカールを貼った後にクリヤー塗装した。
完成〜!
1993年と2000年のSUZUKIのチャンピオンマシーンと並べてみた。4ストローク化した現在のMOTO-GPでSUZUKIがチャンピオンに返り咲くのはいつだろうか?
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