2021 YAMAHA YZR-M1 #46 /#20


2021年、ロッシのペトロナス機の製作をスタート。
1996年からリアルタイムでロッシの活躍を見てきたので、やっぱり最後のレースは寂しい気持ちになったもんだ。
サテライトチームながら、ワークススペックなので、基本的にはワークスのM1と同じ車体になる。

そして、そのロッシと入れ替わる形でワークスチームに入ったクワタラロー。見事チャンピオンを獲り、ロッシファンも納得せざるを得なかっただろう。
このチャンピオンマシーンも同時進行で作っていきたい。

ネット画像や雑誌の資料を揃えてから原型の製作。

2021年も外装がドンドン進化していった。ここ数年は変化の少なかったサイドカウルのエアアウトレット形状が、この年大きく変化。

アッパーカウルやウィング、タンクカバー形状なども変化している。
ガレージキットとしてパーツ構成を工夫して、組み易いように分割してみた。

ここ数年でアッパーカウルはナックル部分などの幅が広がり・・・

シートカウルは幅が狭く細くなっている。2021年はタンクカバーの前側が分割され、カーボン地のエアボックスと思われるパーツが露出している。

毎年メインフレームも微妙に変わっている。カウルを付けた後見えなくなる部分は組み立てやすさ重視で形状は再現していない。

リヤサスはライドハイドデバイス付きに。メーターも仕様が変更。
また、この年からホイールはワークス&サテライト共にOZホイール製になったよう。クラッチはライダーごとに違う仕様がある。

外装関係の原型も揃った。

業者から届いた複製レジンパーツで仮組開始

リムに抜く抜き加工のあるOZホイールが良いね。

メインフレームと先に取り付けてから、

エンジンを取り付ける。

外装関係もサーフェーサーを吹いて下地作り。シッカリ留まるように各所に金属線を仕込むと良い。

シートカウルは去年型とほぼ同じ形状。

新型のメーター。

ロッシ以外のライダーは全員このヤマハ純正(?)クラッチを使用していた模様。

フロント周り。定番のオーリンズサスとブレンボブレーキ。

カウルで隠れる部分のフレームは、形状を簡略化しちゃってます。

長年シートストッパーは付けていなかったロッシだが、最後のシーズン2021年の後半のみ、このシートストッパーを取り付けていた。後半戦仕様を再現したい人はこのパーツをご利用下さい。

と言う事でロッシ号、仮組完了。

まだまだウィング関係がシンプルなヤマハ。

ファビオ号

今回は久しぶりにエッチングパーツも用意してみた。

チェーンを組み立ててみる。

やっぱ、エッチングパーツはエッジが立っていてシャープだね。

マフラー。レジンパーツの中をくり抜いて、丸いモノでエッチングパーツを曲面にして接着。先にマフラーの中を黒く塗っておくとベター。

特にこのマフラーカバーは、エッチングに置き換える事をお勧めします!

シルクスクリーンデカールも業者から上がって来た。
このシーズンのヤマハはライダーの入れ替わりが激しく、ビニャーレスがシーズン途中で解雇され、クラッチローやモルビデリがワークスマシーンに乗ったり、サテライトのモルビデリのシーズン途中のワークス昇格で、ドビがペトロナスで復帰したりと、バタバタだった。
ワークスのデカールは#12、#20、#21、#35を準備した。

タンクのラバーパーツ。#46ロッシ、#12ビニャーレス、#21モルビデリ、#35クラッチローが使用していたタイプ。

#20クワタラローが使用していたタイプ。ラバーの面積が大きい。ワークスのキットにはコチラを入れます。
クワタラローはシーズン後半は透明タイプも使用していたよう。

そしてヘルメットも作る。前年までのシンプルな月と太陽のグラフィックをベースにしたキレイなカラーリングだ。

帽体はまず、全体を水色で塗った後、右顎部分のみ茶色で塗装。

そして左半分と後頭部をダークブルーで塗装する。

これで帽体の塗り分けは完了。

あとは、デカールを貼り付けていけば・・・

複雑なグラフィックが再現出来るようにした。




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