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2019年版のYZR M1。モビスターがメインスポンサーを降り、モンエナがメインになったカラーリングは、黒の面積がかなり増えた。
アッパーおよびサイドカウルは2018年モデルから変化は無いよう。新人のファビオだけ、リヤフェンダーは穴が開いてないタイプを選択していた。
フレーム・スイングアーム。
2019年シーズン、ヤマハワークスはシーズン前半と後半でシートカウルの形状が変わっていた。シーズン前半バージョン(左)は2018年後半より採用されていた幅広デザインで、後半バージョンは幅がスリムになっている。
ファビオはシーズンを通して古い2018年前期バージョンを、フランコは途中からワークスが2018年後半から使用していたシートカウルを使っていた。
ワークスが2018年後半から使用し、2019年前半採用していたバージョンのシートカウル。
こっちは後半バージョン。横幅がかなりスリムになっている。
ワークスのみ、アンダーカウルの形状にも変化あり。後側が切れ上がったデザインになった。
複製したレジンパーツで仮組スタート。
カウルの合いなどを確かめ、各パーツの調整をしていく。
サーフェーサーを吹いて、もう一度仮組&パーティングライン等のチェック。
フレーム・スイングアーム・ホイールなどの取り付けも、微調整しながらすると良いだろう。
タミヤの2009年版のインジェクションキット(ドナーキット)も入手困難なので、ウチの「ドナーパーツセット」も使用して組み上げていく。
ロッシ以外の3人はヤマハ純正クラッチ、ロッシだけはEXEDYのクラッチを使っていた。
フロントフォークはファビオ以外はカーボンフロントフォーク。
細かいパーツを付けて・・・
カウルも付ける。
ビニャーレス号は追加のシートストッパーが付いていた。
ファビオとフランコも違う形状のシートストッパーを装着。
ライダーによって、色々と違いがあるな〜。ロッシだけは昔から追加のシートストッパーは使わない。身長が高いからかな?
アンダーカウルと干渉するエキパイ部分を削って調整する。
シートカウルがずいぶんと小ぶりになったな〜。
タンクカバーに貼られている、滑り止めのラバーシートも、年々面積が広くなっている。
まずはカウル類から塗装。2019年の車体は、ほとんど全体が黒でなので、塗り分けはシンプル。塗装が楽なカラーリングだ。
ウィング周辺のマスキングがチョット面倒。青と黒の一部境目はグラデーションになっているので、エアブラシでグラデ塗装。2色で塗り分け後は、一回クリアーでコーティング。
#2000のペーパーをかけて、表面を整えてからデカール貼り付け。
デカール乾燥後、クリヤを何層か重ね塗り。
クリア乾燥後に#1000→#2000のサンドペーパーでペーパーがけ。
またクリアー塗装。これを繰り返す。
デカールの段差が無くなって来たら、最後に薄めのクリアーで最終コート。
細かいパーツを付け、裏側をフラットブラックで塗ったら、ほどよいツヤ感のカウル完成。
2019年バージョンのしゃがみ込みフィギュアも一緒に作る。
先に蛍光イエローを吹いておいて・・・
青と黒を塗装。バイク同様、かなりダークなカラーリング。
マスキングは大雑把にしておいて、細かい所は筆塗り。
スミ入れも施し、細部をキリッとさせる。
こんな感じ。
用意したシルクスクリーンデカール。
ここで、お尻と太ももの下側の塗り分けを違えていることに気付く。青く塗装しなおした。
デカール張り付け後、全体をクリアー塗装してコーティング。
ヘルメットのアゴの箇所のデカールはチョット大きすぎるようなので、左右を数ミリ詰めて調整して下さい。
メットの帽体部分は半ツヤなので(正確には濃紺の部分のみ)、バイザーをマスキングして半ツヤクリヤーで上塗り塗装。
乾燥機でしっかり乾燥。
ボディー部も、銀のプロテクターの部分以外を半ツヤクリヤでコーティング。
しゃがみこみロッシ完成。
イイ感じ。
カワイイ・・・(笑)
バイクの車体の組み上げ。
塗装したパーツを取り付けていく。
フロントサスのアウターチューブ部分にはカーボンシートを貼っている。このカーボンフロントサスだが、登場した最初の頃よりカーボンの面積が広がっているよう。
エアクリーナーボックス(?)も取り付けた。
フロントブレーキディスクはサークルカッターで切り出したマスキングテープで、塗り分ける。
タンクとシートカウルをフレームに乗せる。ツヤ有りの黒いカウルは、指紋が付くと目立つ・・・
ハンドルなどの小物を接着し、各部のパイピングも施した。
この状態で、しばし鑑賞・・・(笑)
ステダンなど細かいパーツも取り付け・・・
最後にアッパー・サイド・アンダーカウルを接着。アンダーカウルは、虫ピンを使用してシッカリ固定する。
大型のブレーキ冷却用ダクトをフロントサスのアンダーブラケット部分にピン留め。ロッシはこのダクトをよく使用していた。
最近は皆貼っている、タンクの滑り止めのラバーパッドもいつもの通り、プロッターで切り出した薄いラバーシートで再現。
2019年シーズンのロッシのM1完成!
ヤマハワークス史上、最も黒いM1。カッコイイカラーリングだ。
サテライトに移籍するロッシの復活に期待!!