DeAGOSTINI 1/4 Scale 2016 YAMAHA YZR-M1 #46


ヨーロッパでは既に発売になっていた、ディアゴスティーニの2016年版のYZR M1が日本にもやって来た!
MOTO-GP人気がそれほどでもない日本で売れるのか心配だが、発売してくれたディアゴスティーニ・ジャパンの英断に感謝!

第一弾にはアッパーカウルが付属。1/4スケールなのでデカイ!

パーツ図のポスターも付属。全92号。先は長い・・・
92号って事で、トータル金額も・・・計算するのは止めておこう・・・(笑)

7号まで届いたところで、製作スタート。

この手のシリーズ、何が面倒って、パッケージの開封作業が面倒なんだよな〜。

パーツの合いも良く、金属パーツが多用されていて、予想していたより製品のクオリティーが高い。

フロントの足回り完成!
ホント、大きい・・・今まで1/6や1/9スケールのバイク模型は作った事があるけど、未経験の1/4は、また別格のサイズ感になりそうだ。

早く次のパーツ来ないかな〜

第7巻からはエンジンセクションへ。

なんとエンジンパーツはダイキャスト製。非常に重量感がある。

エンジンもデカイ・・・シリンダーヘットとヘッドカバーの間にはゴムシートを挟み、ガスケットを再現している。なかなか凝った作りだ。

14巻からは、4巻分が簡易パッケージでまとめて送られて来る「エコパック」へ移行。パッケージの開封作業が楽になる。資源の無駄も抑えられて良いアイデアだ。

14〜17巻はエンジンに細かいパーツを付けていく、地味〜な作業が続く・・・

この細かいパーツを取り付けていく工程、長すぎない?もっと一気に作って行きたいもんだが・・・(笑)

シフト部分にスイッチ機構を設けるようだが、エンジンケース内部のバリが引っかかっていたので、このバリを除去。

細かいパーツ無くさないようにしないと・・・(汗)

18〜22巻が到着。今回も細かいエンジンパーツが続く・・・

クラッチとか配線パーツを組んでいく。

しっかし、重いッス・・・(汗)

23〜26巻。なんか大きなパーツが入ってる。エンジン組み立てから一段落?

リヤサスを組み付ける。M1はエンジンのハウジングにマウントなんです。

一旦、エンジンは完成。これ単体でディスプレイしてもイイな。

そして左側のメインフレーム!これまたデカイ!タミヤの1/12プラパーツと比較すると、その大きさが分かる。

いきなりエンジンと合体させるみたい。

メインフレームの右側も届いた。

これで、メインフレームが完成。どんどん重くなっていく・・・

その後もパーツが月一で次々送られて来る

後で使う余りパーツも結構あるので、無くさないように気を付けなければ・・・

次はラジエターを組み立てる。実は下側はオイルクーラーだという事を初めて知った。

エキパイもズッシリとしたメタルパーツ。

穴がチャンと開いてない箇所もあり、ピンバイスで開口。

マフラー完成。マフラーの出口のメッシュエッチングパーツ、実車と同じく丸みを付けて欲しかった・・・

どんどんデカくなってきた・・・

44号まで来た。相変わらず細かいパーツをノロノロチ・マチマ付けていく号が続く・・・

お次はステップまわり。

カーボンパーツが「カーボン風」塗装になっているんだけど、出来ればカーボンデカール+クリヤコートにして欲しかったかな。遠目には問題ないんだけど、なんせ一つ一つのパーツが大きいから、近くで見るとイマイチ。

またまたデカくなる・・・

50号を越え、シリーズも折り返し地点を過ぎた。エアボックス周りを組む。

完成後は見えなくなるボックスの中まで作り込まれている。

デジタルメーターや導風板などカーボンパーツ部分が続く。

エアーダクトと一体の導風板にキャッチタンクなんかもシッカリ再現されている。

しかし、進むペースが遅い・・・パーツが一つだけの号もあるし(涙)

シート下位置のガソリンタンク完成。MOTO-GPになってからのトレンドで、マスの集中化のため、シート下まで潜り込むような形状になっている。

ちまちま2か月分近い号を重ねて、ハンドル周り完成。結構しっかり作り込まれてるな〜

そして、一年以上前に作ってあったフロント足周り装着!一瞬このフロント周りどこにしまったか忘れて焦った・・・

そしてフレームと合体!益々重くなってきた・・・重さで作っている最中に細かいパーツが壊れそう。早くリヤの足周りも作って、スタンドで自立するようにして欲しい・・・

メーター周りの配線がチョットややこしい・・・実車でもそうだが、ワイヤリング嫌い。

70号に入り、リヤタイヤも到着。これまたデカイ!

スイングアームもズッシリ重い金属製。

リヤのブレーキディスクは、凹み穴モールドにスミ入れをしておいた。
レーシングスタンドも金属製。この重量をシッカリ支えるだけの剛性がある。

製作をスタートして、約一年半。やっと、自立させられるようになった。ココまで来ると、ホント重くて、一人ではスイングアームピボットのシャフトが通せないほど。

チェーンは、本物の1/4スケールのチェーン。

実車同様スプロケをカマしてチェーンを装着。

チェーンのつなぎ目は説明書では表からクリップで留めるようになっているが、MOTO-GPマシーンはカシメだろうから、表から見えないように裏側からクリップ留めにしておいた。

自立したこの状態でパーツを取り付けていくのは、バイク模型を作っていると言うより、本物のバイクを組み上げているようだ。

ローリングシャーシー完成!次はカウル関係かな?いよいよ完成が見えてきた!

いいね〜。

残り2か月になり、外装パーツ類が送られて来た。

スケール模型的な観点で言えば、細部の仕上げがイマイチな部分もあるが、心配していたカウルの接合部のデカールのズレなどはなく、満足できるレベルのクオリティー。

シートカウルが組み上がった。

作業机のスペースもイッパイイッパイ・・・(汗)

この状態で飾ってもカッコイイ。

あとはカウルを取り付けてフィニッシュだ!

そして最後の〜92巻までを組み上げる!

カウルの合い自体は悪くないが、ネジでの取付がチョット手間がかかった。頻繁なカウル着脱はしたくなくなる感じ。
アンダーカウルが歪んでいて、少々調整も必要だった。アンダーカウル下の2個の黒いポッチ(?)も無いぞ・・・

そして、遂に完成!

スパークの1/43スケールと比較すると分かる、その巨大さ!

自然光で写真を撮ると、実物と見間違えるレベル。だが、いくつかの実車との相違点に気付く・・・

このモデル、2016年シーズンを実際に走った車体とは違う箇所がいくつもある。模型メーカーが実車取材するときによくある事だが、ディアゴスチーニが取材した車体は過去パーツを組み合わせたメーカー広報用の展示車両なのだろう。メインフレームの形状も違うし、スイングアームも違う。タンクのラバーも貼られていない。また、ロッシの車体の特徴である、各種スペシャルステッカー類も貼られていない・・・

この実車写真はシーズン前の広報車両のよう。2015年以前の車体が使われていると思われる。「ろっしふみがんばって」ステッカー位置や、スクリーン左右の「THE DOCTOR」ステッカーも違う。ディアゴスチーニのモデルはコレに合わせちゃってるよう・・・

そしてこの実車写真は開幕戦のカタールGP時の車体かな?シーズン車両は「ろっしふみがんばって」のステッカー位置がシートからタンクカバーに移動している。
(2016年シーズン、ロッシは第二戦以降は、あのブサイクな黒いウィングを付けている。ウィングが無いのはカタールGPだけのよう。)

細々とした不足しているデカールも、シルクスクリーン印刷で作ってみた。

メーターカバー上部のロッシがチラッと見えるステッカーや、ブレーキレバーガードの「VR」ステッカー。

スクリーン横のステッカーも開幕後のシーズン車両と同じタイプを用意したが、元々貼ってあるデカールをどう剥がせばいいのか悩み中・・・とりあえず保留。

タンクカバーの滑り止め用ラバーは目立つ部分だから追加したい。データを作ってゴムシートをプロッターで切り出す。

タンクのラバーイイ感じ。

ロッシの車体にはいつも貼ってある車検証ジョークステッカーも、タンクカバー上部に毎年貼られているイラストもあった方が良いね。


メーターカバー、トップブリッジ、Fブレーキリザーブタンクなどの細々としたステッカーもあった方が、ロッシの車両らしく賑やかになる。

余分に購入していたアッパーカウルはクリヤーがけしてみた。スクリーン横のデカールもついでに貼り替えてある。
やっぱり、カウルはクリヤーがけされていた方が、見栄えが良いね。

オンオードカメラやアンテナも作りたくなるが、キリが無いのでここら辺でフィニッシュ。

・・・ここまで約2年・・・長かった。感無量。



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