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2016 HONDA RC213V #93
チャンピオンに返り咲いたマルケスの2016年式RC213Vを製作!
2015年車から2016モデルへの大きな変更点として上げられるのは、マルケス号のホイールがマルケジーニ製からOZ製に変更になった事だ。
タミヤのマルケホイールパーツの寸法を参考にしてOZ版を作ってみた。マルケと似てるけど、スポークの本数が1本多い。ちなみに、ペドロサは引き続きマルケジーニを採用。
で、今回も3D CADから高精度マシニングセンターによる削り出しの方がパーツを作る。
リム部に入っている特徴的な肉抜き加工も忠実に再現。
この繊細かつシャープな仕上がり!
3Dプリンターも流行っているが、やっぱり昔ながらの削り出しの方が、パーツの精度は良いかな?
シーズン中盤からマルケスが使い始めた新型アッパーカウルも製作。
エアインテーク形状が変わったこのアッパーカウル(右)は第10戦オーストリアGPから使用された。
2016年各メーカーが採用したウィングも2タイプ製作。
小さいウィングは開幕戦から第3戦のアメリカズGPまでと、第6戦イタリア、8戦アッセン、第9戦ドイツ、第14戦アラゴン、第16戦オーストラリアで使用。
アッパーカウルに取り付けられた大きいウィングは第11戦チェコから最終戦まで使用されていた
ちなみに。その他第4戦スペインGPはアッパーカウルに中くらいのウィング、第5戦フランスGPではサイドカウルに3枚の小さいウィング、それぞれ一回のみ使用されたタイプも有り。ホンダも色々トライしてたよう。
*レジンパーツへの複製を考えて、カウルへの取り付け部は少し厚めに作ってあるので、実際に組む時には薄々加工すると良いかと思います。
タンク・シートカウルも2015年型からかなり変わった。
シート左下のオンボードカメラとライトは抜きの関係上、原型では別パーツにした。
オンボードカメラとライトを付けるとこんな感じ。差し込み接着式にした。
タンク形状や分割線など、2015年型からは別物。
2016年モデルはフロントフェンダー先端がとんがっているので、小さなパーツを製作。
ピタッと付きます。
作って見てから気付いたのだが、この先っぽが尖ったフェンダー、マルケスはシーズン中は使用しなかったみたい・・・(涙)
スイングアームも2016年仕様に。
新型フロントサス、クラッチ&カバー、リヤブレーキディスク、ステップ、オンボードカメラ用アンテナ(?)、フロントブレーキ用コネクタ等・・・細かいパーツも準備。
*360°回転するリヤシート上のオンボードカメラは、マルケスはシーズン中ほとんど使って無かったので、キットには入れないことにしました。
今回は2013〜年式対応のRC213V用エッチングパーツも作ってみた。
マルケス号のリヤブレーキディスクはベンチレーテッドタイプだが、エッチングだと、このようにディスクサイドにある穴の再現も可能!
ラジエターガードも再現。
シルクスクリーンのデカールも刷り上がり!今回は赤色の版を贅沢に3種類使い、濃紺部分も2種類刷ってみた。コストがかかってます!(笑)
仮組スタート。
このトランスキットはほとんど摺り合わせは不要です。
シートカウル下のエキパイが収まる部分にパーツの干渉があるので、少し削って下さい。
タミヤのキットでは再現されていなかった、ブレーキキャリパーのコネクタ部も再現。
イイ感じ♪
お次は塗装。
いつもの通り、まずはサーフェーサーでベース作り。
ベースホワイト→ピュアホワイトを吹き付け、塗装ブースにぶち込む。
レプソルカラーの塗装開始。まずは蛍光イエローと蛍光オレンジで「レプソルオレンジ」を調合
タミヤのドナーキットに付属のマスキングテープを使用して、マスキングを行い、オレンジを塗装。
乾燥後再びマスキングして、
蛍光レッドを塗装。
ダークブルー塗装後にブラックを塗装。
デカールを貼っていく。
クリヤーで数回コーティング。
ペーパーで段差消し。
もう一回クリヤーでコーティングしたあと、裏側をマットブラックで塗装。ウィングパーツも取り付ける。
鮮やかなレプソルカラー外装の完成!
塗装した足回りパーツを組み上げる
リヤの足回り。
フレームにドッキング。
パイピングを追加。
ラムエアダクトも接着
ステップ回りも接着。
次はフロントの足回りを取り付けていく。フロントサスはタミヤのメタルのアップグレードパーツを使用。
イイ感じ。
マフラーの焼け塗装はチョット派手目に。
マフラーを取り付け。
シート下のマフラーも。
シート&タンクをフレームに取り付け。
テールカウルを接着。
お次はカウル類。
気を付けながら丁寧に一つ一つのパーツを取り付けていく。
でけた。
マルケスの2016年チャンプマシーン!
強すぎマルケスを止められるライダーは出てくるのか!?
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