2013 HONDA RC213V #93


マルケスが、MOTO-GP参戦初年度でチャンピオンに輝いた、2013年型RC213Vを製作する。

もちろん、ベースはタミヤから新発売された2014年式のキットを使用。

外装関係を接着して、仮組。
近年のプラモデルは、組み付け精度が高く、プラパーツの肉厚がとても薄いので、トランスキット用の原型を作る手法も、少し変わってきた。

まずはアッパーカウル。ラムエアダクトの穴が二分割になっている。

スイングアームも若干違う。

その他、フロントサスのボトムケース形状や、トランスボンダーも旧タイプを製作。

サスはディテールアップパーツを使用することを前提にしている。もちろん、カットして使えば、通常パーツに流用することも可能。

2014年型と大きく違うのは、タンクからシートカウルにかけての形状だ。給油口のキャップ部は、塗り分けのし易さを考えて別パーツにしてみた。

マルケス号用、原型パーツ8点。

仮組開始!

ピタっと合います!

こんな感じ!



ペドロサ用のパーツも作る。ペドロサは旧式のアナログタイプのメーターを使用していた。

アッパーカウル。左がペドロサ号、右がマルケス号

ペドロサ用、タンクカバー&シートストッパー

*ついでに言うと、ペドロサのシートカウルはマルケスのよりも幅が狭くなっているが、生産コストの関係でそこは共通パーツにしています。気になる場合は張り出しているエラを削って、改造をお願いします。

ペドロサ号用の原型パーツは11点。

仮組。

ペドロサは、マルケスのモノより大きいサイズのタンクラバーパッドを張っているので、透明のゴムシート(ノリ付き)を準備した。これをガイドのサイズに切り出して貼って下さい。



マルケス号、製作開始。レジンパーツはよ〜く洗浄してて、下地処理を施す。

サーフェーサー → ホワイト → 蛍光カラー → ブラック → クリヤー

デカールを貼って、研ぎ出しながらクリヤーでコート。

フェンダー類は、ストッキングを使用したカーボン地風塗装後にデカールの上からクリアーコート

マルケホイール。

フレームとドッキング

ブラックに塗装されるヤマハ機と違い、ホンダのフレームはアルミの金属時なので、質感出しに気を使う。

色々組み付けていく。

この蛍光オレンジ、実車同様、写真で撮ると黄色っぽく写るな。

光の加減で写真に写る時に随分色味が変わる。

全てのパーツを取り付けて完成!

2013年モデル特有の給油口もイイ感じで再現できた。

デビューシーズンで皆の度肝を抜いた、マルケス号2013年モデル。

ちなみに、後で気付いたのだが、リヤシートのオンボードカメラ、この四角い形状のタイプがよく使われていたよう。2012年版トランスキットから拝借。
(2013年版キットには、このパーツは付属しません。スミマセン・・・)



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