2011 YAMAHA YZR-M1 #1


今年はワークスカラーで参戦している2011年型ヤマハYZR-M1を製作する。
800cc最後の年のM1だ。

まずはサイドカウル。2009年のデザインから大きな変更は無いようだ。

2011バージョンのシートカウル。
2010年式と比べると、テール部がかなり幅広になっている。真後ろから見ると円盤みたいだ。

幅が広がったシートベースに合わせてシートラバーも作り直した。

#11スピーズ号専用、ロングタイプの「ち○こパッド」。

ヤマハワークスは2010年まで使用していたテルミから、2011年はサイレンサーをAKRAPOVIC製に変更している。

更に2011年型の新型オーリンズFサス用パーツも作製。

2011年からヤマハワークスはホイールもマルケジーニ製からイタリアのMFR製に変更した。
マルケとよく似た渦巻き形状だが、スポークが5本で太い。 サテライトチームのテック3は2010年から採用していたようだ。

当然、リヤ用もMFRホイール。

ということで、2011年仕様のトランスパーツは計13点。

レジンパーツで仮組みする。

特に調整無しに簡単に組めます。

アンダーカウルはプラパーツを一カ所カットして流用します。
レジンパーツを摺り合わせするより、プラパーツを流用する方が良いと思うので。

このガイドをご利用下さい↓
You can download Cutting guide for under cowl, here.
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シートカウルは2パターン。#1ロレンゾはバックレスト付き。

#11スピーズはバックレスト無し+後方に伸びた○んこパッド。

800cc版最後のM1〜!

シルクスクリーン印刷デカールはこんな感じ。これでバッチリとヤマハワークスのグラフィックを再現できる!

カーボンパターンの部分もデカールも付属。

アンダーカウルのカーボン地の部分のカッティングガイドを作りましたので、こちらからダウンロードして下さい。↓
You can download cutting guide for carbon decal, here.
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テック3のシルクデカールも準備。

テック3チームのM1用、Leo Vinceサイレンサー。

50周年記念カラーリングバージョンのシルクスクリーンデカールも完成。

このカラーリングは#1ロレンゾ号で作るか、初優勝を飾ったり最終戦で熱い走りを見せた#11スピーズ号で作るか悩むところだ。

フロントサスのリザーバタンクは、一度カットしてタミヤのパーツに置き換えると、塗り分けが楽です。

2010年からTech3チームが、そして2011年からはヤマハワークスチームが採用しているMFRホイールを作り直してみた。
先に作ったホイールは今まで通り治具を作って手作業で作ったが、今回は初の試みとして3D CADを使った高精度マシニングセンターによる削り出しで製造。

ご協力頂いたKさん、有り難うございます〜!

これがCG画像。スポークのエッジや太さ、スポーク横にあるモールドの凹み具合など、こだわったのでかなりリアルに仕上がってる。

このホイールを最初からトランスキットに入れられば良かったんだけど・・・スンマセン。

タイヤをハメてみる。イイ感じ〜!
プロ仕様のマシニングで削り出したパーツなので、薄っらと見える旋削加工の引目とかがリアルで、塗っちゃうのがもったいない?!

ディテールがわかりやすいように、サフを吹いてみた。

前回はこのスポークのマイナスモールド(凹み)が小さすぎて手作業では再現できなかったが、今回はバッチリ再現!
このスポークにあるメーカーロゴなんか手作業じゃ無理っす。

まあ、黒いホイールだし、組み立てちゃうと、ほとんどここらのディテールは見えなくなるんだけど・・・(涙)


カウル関係に取りかかる。レジンパーツをサフで下地処理。

ベースのホワイトで塗装。

メタリックブルーで塗装後、デカールを貼って、クリアー塗装。
面積の大きいデカールはヘアドライヤーを使って馴染ませた。
2011年ヤマハワークスカラー!

50周年赤白カラーも塗装する。
白い部分はパールホワイト、赤はクレオス#79の「シャインレッド」で塗装。

あとは付属デカールを使用。
ヤマハの赤白ストロボカラーはかっこいいな〜

ホイールのエアバルブは金属のパーツを使うので、エアバルブ用の穴をピンバイスで開ける。

カーボンパーツにもカーボンデカールを貼ってクリアーでコート。

フロントフォークも組み立てた。

エキパイに焼け塗装。
2011モデルはマフラーがアクラポヴィッチに変わったせいか、前年までのテルミマフラーのエキパイにあった円状の焼け跡が無くなったようだ。

サイレンサにデカールを貼って、クリアーでコート。

カウルの裏側をフラットブラックで塗装。

アッパーカウルにスクリーンの取り付け。

ホイールにタイヤを付けて、デカールを貼る。
2011年からブリジストンのロゴがリニューアルされた。

リヤの足回りを組み上げる。

メインフレームとエンジンも。

でもって、合体〜。
もうM1は何台も作っているので、説明書見なくても作れちゃう(笑)
フロントのブレーキディスクはハイマスタイプを使用。

ロレンゾがタンクに貼っているラバーシートだが、2011年は〜2010年より大きくなっている。
タミヤ付属のシートだと、横幅が足りないので、二分割して切り出した。

シートカウルとタンクを取り付ける。

アッパー→サイド→アンダーの順でカウルも取り付け。

シッカリ固定するため、カウルはピン留め。

ヤマハワークスカラー(青バージョン)完成〜!

美しいカラーリングだね〜

続いて50周年赤白ストロボバージョンの車体も組み上げる。

こっちはレーシングスタンドのタイヤを赤にしてみた。
(実際は青みたいだけど)

このアッパー・サイドカウルを外した状態も好き。

今年はチャンピオン奪還できるかな?




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