05のアプリリアRSW250を製作する。レプソルカラーでドピュニエやポルトが活躍したマシーンだ。 *レプソルカラーの塗り分け用台紙はコチラ↓ [ ダウンロード ] 04シーズン途中から登場した新型カウルを以前作った01のカウルから改造して作った。それまでのふっくらとした丸みのあるカウルからシャープな感じにイメージがガラっと変わっている。 タンクやシートカウルの形状も05から大きく変化した。こちらもシャープになってカッコイイ。 アプリリアの各チームはアプリリアレーシングのカーボン5本スポークホイールとマルケジーニのホイールを使い分けている。ワークスのMSやレプソルアスパーは5本スポークホイールをよく使っていたようだ。 一応両方作ってみた。 250ccクラスでは2003年シーズンからレギレーションの変更があり、カーボンディスクブレーキが禁止されたので、鋳鉄のディスクを製作。原型ではチョット厚みを持たせているので、レジンで複製後薄く加工。放熱用の穴もピンバイスで開口した。 フロントサスもリザーバタンクが付いている(当時の)新型。 あ、ホイールの取付方向が逆だ(汗) ステップホルダーに真鍮線でステップなどを作る、ブレーキパイプの取付部も金属に置き換えて強度を上げておく。 05仕様に改造したスイングアームやメンインフレームを仮組。 その他のパーツも取り付けていく。各パーツ同士も金属線で固定出来るようにしておくと後が楽だ。 ステム周りやデータロガー(?)のボックスなども05仕様に作り直している。 カウルをはめ込む。アンダーカウル右側のボルト部分に虫ピンを差し込み、その虫ピンでカウルとラムエアボックスを貫通させて固定するとシッカリと取付が出来る。 アンダーカウル左後方はエッジを薄く削って薄々加工。 チャンバーをピタッと収める。 カウルの内側を若干削ってスクリーンとツライチになるように仮組&調節。 ラムエアダクト部分はリューターで掘っていく。 2005年シーズン、ペドロサに続くランキング2位を獲得したチームLCRのケーシー号も作ってみる。 サテライトチームだったので、ケーシー号の足回りなどは一世代前の形状になっていた。リザーブタンクが無いなど、見た目にもかなり違う。 フロントフェンダーも旧型形状。ホイールはマルケU字型スポークタイプ。 仮組みするとこんな感じ。 実車のフレームがバフがけされてピカピカなので、クレオスの「メッキシルバー」で塗装する。この塗料、ホントにメッキみたいな質感になる。すごい! チームLCRのカラーリングはカッコイイのだが、塗装がかなり面倒くさい(涙) ベースのホワイト塗装後、まずはホワイトの部分をマスキングしてレッドを塗装。 そのまま、赤い部分をマスキングしてブラックの部分を塗装。マスキングのガイドにはデカールをコピーして利用する。 各部にグラデーションがあるので、資料を見ながらエアブラシのフリーハンドでグラデ塗装していく。 一度、全体にクリアを吹いて塗り分け部の段差処理やグラデ塗装部分を保護する。 デカール貼り。曲面へはドライヤーを使って柔らかくしながら馴染ませた。 細々としたスポンサーデカールが沢山ある。 クリアでコーティング。 カウル内側をフラットブラックで塗装。 リヤ足回りの組み付け。 メインフレームと合体。 リヤサスのリザーブタンクはタミヤの削り出しグレードアップパーツに交換。 チョット長いが、カッコ良い。 フロント周りも組み付け。 ネイキッド状態完成。 チャンバー。左側下のチャンバーは空力のためかカーボン製のカバーで覆われている。 タンク&シートの取り付け。 シート下チャンバーがチラリと見える。 各部カウルのネジはHIROのアルミリベットを使用した。 シートカウルもピンでしっかりフレームに固定。 ここまで来てから、スイングアームのゼッケン#27の貼り付け角度が間違っている事を発見。もうクリアでコーティングしちゃってるんだけど・・・(涙) スクリーンもピン留めして、アッパーカウルも取り付ける。 ワイヤリングもそれなりに施した。 ゼッケンの角度を修正。 完成!なかなかカッコイイカラーリングだな〜。 アプリリアのサテライトチームのカラーリングとしてはズバ抜けてカッコ良いと思う。 |