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'04 YAMAHA YZR-M1
田宮の新製品'04ヤマハYZR-M1が発売された。田宮のキットといえば最近はRC211Vばかり作っていたので、嬉しい新製品の発売である。
とりあえずカウル関係をランナーから切り離し、パーティングライン消しを行ってみる。エッジの薄肉加工を行おうとしたが・・・パーツがすでに薄いので追加工する場所がない!パーツ同士の合いもバッチリ。
複雑なカウル形状が実に上手く再現されている。
このキットではリヤブレーキキャリパーの裏側も再現されている(嬉)
ラジアルマウントのフロントブレーキキャリパーはRC211Vと同じように別パーツ
マフラーはサイレンサー出口を開口して薄々加工した。M1のエキパイ(集合部)って太さが均一じゃないのね・・・知らなかった。
タミヤはこのグニョグニョな形状を見事に再現してるな〜。関心、関心。
ステップバーは相変わらずモールドが省略されている。一度切り飛ばして自作。
他のキットに手を出し数ヶ月ほったらかしていたら、タミヤからFortunaモデルやディテールアップキットが発売された。
このタミヤ製ディテールアップキット、カチっと組み上がり良く出来てます。Fフォークのアウター&インナーチューブは真鍮の削り出しパーツ。この質感、塗装では再現不可能だよな〜
タミヤからもこういうアップグレードパーツがドンドン発売されると嬉しい。
S27からもアップグレードパーツが発売された。いつもの事ながら細かいところまで良く再現されてます。
そして、MIEさんのところからもアップグレードパーツを入手。このパーツセット、内容濃すぎ・・・(笑)
S27のエッチングパーツとこれを合わせれば、まさに完璧バージョンのM1が組めそう。
スイングアームのチェーンアジャスター部にS27のエッチングパーツを付けてみる。
プラ棒でタンク上のブリーザーパイプ用の突起を追加。
そんなこんなしているうちに、S27から03のトランスキットが発売。ストックがドンドン貯まる〜(笑)
頑張ってこいつも同時製作していこう!
トランスキットをとりあえず仮組してみる。
スイングアームと一体パーツのリヤフェンダーはエッチングノコで一度切り離して、塗装後虫ピン留め出来るようにした。
MIEさんのパーツでスタンドも加工。
各パーツにカーボンデカールを貼っていく。M1はカーボン地が見えるパーツが多くて大変っす・・・(汗)
カウルはタミヤの指定色をビンに取り出してエアブラシで塗装する。
04YZR-M1キット付属のデカールはカルト製。貼り易くて嬉しい。タバコロゴはTABUのデカールを使用。
田宮から発売されたマスターワースコレクションを購入。ロッシ号とノリック号。お手ごろ価格で良くできています。
さすがはタミヤ製だけあってミニチャンプスより完成度が高い。こういった完成品を手に入れちゃうとキットの製作意欲が落ちてしまうな〜(笑)
キット製作からは脱線ぎみだが、ノリック号に並べられるようにメット製作を開始。以前大ちゃんメット用に作ったメットのパーツにノリック用のデカールを作る。
複雑なグラフィックがメットの形状に合うように、試行錯誤を繰り返しながらデカールデータを作っていく。
メットをメタリックブルーに塗装後、デカールを貼ってクリヤーでコートして完成。ついでにS27の94飲茶NSR500トランスキットに付いていたオマケデカールを使って94バージョンも作ってみた。
ノリックメットも色々作ったな〜(笑)
バイクの方に戻って、車体周りの組み立て。
スイングアームが上下逆のような形状で面白い。
フロントフォークにはタミヤのディテールアップパーツを使用。質感が高まる。
アンダーカウルにメッシュを貼る。
テールカウル上のアンテナはタミヤのディテールアップパーツだと細すぎて折れそうなので、F1用の金属パーツを取り付けた。
RC211Vの時でも驚いたが、更に進化したタミヤの組み立てキット。各パーツがバチッと合い、スムーズに組み上げられる。薄く成型されているにもかかわらず、カウル同士の合いなんか驚異的っす。
04 M1完成〜。やっぱ、GPマシーンはスポンサーロゴがキチンと入っている方が格好いい!
お次はS27トランスキットの03モデル。まずは04と同じようにカウルをメタリックブルーで塗装。
03はゴロワーズカラーのバロス#4号車ノーマルカラーリングを作りたいのだが、今回製作しているS27トランスキットは茂木の日本GP限定カラーバージョンになっている。当然、付属デカールは例のヘンテコリン(笑)ゴロワーズマーク。
フランスのコルッチ氏デザインのスペシャルカラーらしいが、個人的にどうも好きになれないんだよな〜・・・
しょうがないので、通常版のカラーリングにするべく自作デカールの製作開始。
厄介なのはこのグラデーション部分。MDプリンターの宿命である中間色のジャギーが出来るだけ目立たないように作っていく。
ゼッケンの赤のベタは部分はジャギーが出ないように特色ベタ印刷にした。ゼッケンの枠はシルバーのようだが、クリヤーがけを考えて一応ホワイトで作ってみた。後で枠だけシルバーデカールで再現しようかな?
カウルに自作デカールを貼ってみる。意外と良い感じに仕上がった。
テールカウルとタンクカバーの上部のゴロワーズマークはタミヤのキット「TECH 3 YAMAHA YZR 500 '01」のデカールを流用。
クリアーがけ&研ぎ出し後、裏側をフラットブラックで塗装。細かい部分も仕上げてカウルパーツ完成。
細かいパーツにS27のカーボンデカール(M)を貼る。乾燥後クリヤーでコーティング。
リヤの足回りを組み上げる。
フロント。03にも田宮アップグレードパーツの金属パーツを使った。
田宮さん、どうせなら90年代のYZR500やNSR500用のアップグレードパーツも発売してください!!!
インナーチューブが剥き出しなので、こっちの方が見栄えがすると思うんだけどな・・・
ネイキッド状態。
カウルを取り付ける。
資料を見ると、#4YZR-M1のシートのバックレストはツヤがあるラバーか樹脂のようだ。シートラバーはつや消し、バックレストはツヤありで仕上げた。
完成〜!田宮のキットの進化も去ることながら、S27のバイクトランスキットの完成度の高さ&進化にも感心するばかりである。
そういえば、バロスの車体を作ったのは初めてだな〜。
03と04を並べてみる。似ているようでかなりの部分が違う。個人的には03のフォルムの方が好きっす。
中野のYZR500も並べて2001〜2004までのゴロワーズヤマハ揃い踏み。毎年微妙にカラーリングが変わってるんだな〜
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